97歳運転死傷事故 容疑認める「外出先から帰宅途中だった」

福島市南矢野目で19日、軽乗用車が暴走し歩道にいた女性ら5人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで逮捕された同市北沢又の無職、波汐(なみしお)国芳容疑者(97)が「事故を起こしたことは間違いない。外出先から帰宅する途中だった」と容疑を認めていることが24日、県警への取材で明らかになった。
県警によると、波汐容疑者が運転した車は数十メートルにわたって歩道を走行する様子が目撃されている。県警は現場付近の防犯カメラやドライブレコーダーの動画を回収しており、車が歩道に突っ込んだ詳しい経緯を調べている。【松本ゆう雅】