重い心臓病1歳女児 米国で移植目指し目標額達成

重い心臓病を患い、米国での心臓移植を目指している佐藤葵ちゃん(1)=東京都豊島区=を支援する「あおちゃんを救う会」は12日、寄付が目標額の5億3千万円に到達したと発表した。同会は先月14日から募金活動を開始。約1カ月での目標達成となった。早ければ、来年1、2月ごろの渡米を目指すという。
この日、オンラインで記者会見に臨んだ父、昭一郎さん(41)は「多くの皆さまにご支援いただいた。驚きと感動と感謝でいっぱい」。母、清香さん(38)は「勇気づけられ、家族で渡航に向けて頑張っていける」と述べた。
葵ちゃんは生後すぐ先天性心疾患と診断された。手術を受けたものの心臓の機能が弱って全身に血液を送り出せない重症心不全となり、今年6月に補助人工心臓を装着。だが感染症などのリスクがあり、両親らは一刻も早い心臓移植が必要と、米国での移植を目指す考えを示していた。