愛知の勾留死 警察庁長官「刑罰法令に触れる行為あれば捜査する」

警察庁の露木康浩長官は15日の定例記者会見で、愛知県警岡崎署の留置場で無職男性(43)が勾留中に死亡した問題について「刑罰法令に触れる行為が認められれば、捜査を行うことになる」と述べた。
関係者によると、男性は11月下旬に公務執行妨害容疑で逮捕され、岡崎署で勾留中の今月4日に呼吸をしていない状態で発見され、その後死亡が確認された。男性は暴れるなどしたため保護室に隔離されていたが、ベルト手錠などによる身体拘束が延べ140時間以上に上り、約5日間にわたって食事をしていなかった。また、署員が暴行した疑いなども浮上している。県警は特別公務員暴行陵虐容疑の適用も視野に死亡の経緯を調べている。
露木氏は「愛知県警において、処遇が適切だったか、刑罰法令に触れる行為の有無も含めて刑事部門の担当者も加えて厳正に調査している」と話した。【松本惇】