14日午後0時40分頃、奈良県上北山村の大峰山系の登山道で、大阪府豊中市の会社員男性(28)から「同僚が斜面を滑落した」と110番があった。県警吉野署員や消防隊員が、滑落したとみられる上司の堺市の男性(46)の捜索に向かったが、吹雪などで中断。15日朝から30人態勢で捜索を再開する。
吉野署によると、通報した男性の話で、2人は午前9時頃に熊と遭遇。上司が熊に体当たりされて約30メートル滑落したといい、「頭から血を流していて意識がない」と話したという。
2人は日帰りの予定で同村を車で訪れ、午前7時頃、
大峯奥駈道
(おおみねおくがけみち)に向かって入山。通報男性は事故後、携帯電話のつながる場所まで下山して通報した。