中国測量艦の領海侵入 日本政府が「強い懸念」を伝達

中国海軍の測量艦1隻が19日未明に鹿児島県沖で日本の領海に侵入したことについて、政府が外交ルートを通じて中国側に「強い懸念」を伝えた。
松野官房長官が会見で明らかにした。
防衛省によると、中国海軍の測量艦1隻が、19日午前3時20分ごろ、鹿児島県・種子島から南西約50kmの海域を西方向に航行しているのを海上自衛隊の航空機が確認。
その後、測量艦は、屋久島の南の日本の領海に侵入し、約3時間半にわたり領海内を航行した。
松野長官は19日午後の会見で、「我が国周辺における中国海軍艦艇等のこれまでの動向を踏まえ、外交ルートを通じて、我が国の強い懸念を伝えた」と明らかにした。
また、「中国海軍の活動の意図・目的については、確たることを答えるのは差し控えたい」としつつ、「近年の中国による我が国周辺における軍事活動は、ますます拡大、活発化の傾向にあり、今回の測量艦の領海内航行についても、その一環とみられる」と指摘した。
(画像は統合幕僚監部提供)