神奈川県茅ヶ崎市の住宅で、きのう、男性が男に刃物のようなもので刺され死亡した事件で、男性の妻が、刺した男について「面識はない」と話していることが分かった。男は、身長175センチぐらいで、作業服を着ていて、犯行後に逃走。神奈川県警は、殺人事件として、男の行方を追っている。
きのう午後1時すぎ、茅ヶ崎市中海岸の住宅で、この家に住む会社員の四方 洋行さん(55)が、訪ねてきた男に頭や胸などを、刃物のようなもので刺されて倒れているのが見つかった。四方さんは、病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
県警によると、当時、室内にいた四方さんの妻が、「呼び鈴が鳴って出たら、夫が包丁で刺された」などと通報。四方さんは、玄関先で刺されたという。男は、現場の住宅から南の海岸の方向に走って逃げたとのこと。男は、身長175センチぐらい、ベージュの作業服を着ていたとされる。
その後の調べで、四方さんの妻が、逃げた男について、「面識はない」と話していることが分かった。また、これまでに、四方さんが何らかのトラブルに巻き込まれているとの情報もないという。県警は、けさから現場検証を行うとともに、殺人事件として逃げた男の行方を追っている。