公選法違反疑惑の秋葉復興相を27日更迭の方針…10月以降4人目の閣僚交代

岸田首相は26日、公職選挙法違反などの疑惑が指摘されている秋葉賢也復興相(60)を27日に交代させる方針を固め、自民党幹部に伝えた。秋葉氏は同日中に首相に辞表を提出する見通しで、事実上の更迭となる。岸田内閣の閣僚交代は10月以降、4人目で政権のさらなる打撃となることは必至だ。
複数の政府・自民党関係者が明らかにした。来年度予算案の編成など年内の重要課題に一区切りついたことを踏まえ、年内中の交代で来年1月召集の通常国会に向けた態勢を整える必要があると判断した。
秋葉氏は自民党茂木派所属の衆院当選7回(比例東北ブロック)で、今年8月の内閣改造で初入閣した。先の臨時国会では、昨年10月の衆院選で秘書2人に公選法に違反する報酬を支払ったとされる疑惑や、自身が代表を務める政党支部が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体に会費を支出したことなどを巡り、野党の追及を受けた。政府・与党内では、「このままでは通常国会を乗り切るのは難しい」との意見が強まっていた。
首相は26日、秋葉氏の進退について、「今言えることは、来年の通常国会に向けてしっかり準備を進めていかなければならない。それに尽きる」と東京都内で記者団に語った。
一方、首相は性的少数者(LGBT)を巡る不適切な発言が批判されている杉田水脈総務政務官(55)も交代させる。