那覇市安里の通称・栄町にある老舗飲食店「おでん東大」の女性店主=当時(58)=が殺害された事件で、那覇地検は27日、女性の長女で無職の容疑者の女(34)と、その夫で職業不詳の容疑者の男(34)=いずれも宜野湾市=を殺人罪で起訴した。地検は2人の認否を明らかにしていないが、県警によると「殺していない」などといずれも否認し続けているという。
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人気おでん店主の財産の一部、殺害後に娘夫婦に移る 遺体の首の痕から他殺と特定 自殺を偽・・・ 「おでん東大」の女性店主=当時(58)=は女性の長女(34)、その夫(34)の両被告に電気コードで首を絞められて・・・www.okinawatimes.co.jp
起訴状などによると2人は8月9日ごろに共謀の上、「おでん東大」が入居する建物で女性店主に殺意を持って首に電気コードを巻き付け絞め付けるなど頸部(けいぶ)を圧迫し、窒息死させたとされる。
県警特別捜査本部によると、女性店主が遺体で見つかったのは8月10日午後5時15分ごろ。建物2階にある店の倉庫内でうつぶせの状態で倒れていた。現金などの貴重品は店内に置かれたままだったという。
県警は事件事故の両面から慎重に調べを進め、鑑識の結果や現場の状況などから他殺と断定。防犯カメラの解析などで娘夫婦が重要参考人に浮上し、12月6日に逮捕した。
「おでん東大」は創業約70年の老舗飲食店。地元客や観光客に人気でメディアも頻繁に取り上げていた。