京都市北区紫野の今宮神社で、参道にある大鳥居の修復工事が完了した。地元のシンボルだった光景が約4年ぶりに復活し、住民が喜んでいる。
大鳥居は、神社南側の北大路通に面した参道にある。1928年に氏子が奉納し、地元から風景の一部として長年親しまれてきた。しかし、2017年10月の台風21号で傾いたことから、神社は18年8月に解体し、近くの御旅所で修復を進めてきた。
大鳥居は高さ8・5メートル、幅6メートル。根元付近などの傷んだ部分を取り替え、朱色の塗装も塗り直した。設置工事は22年11月末に終わった。
修復費用には地元住民らからの寄付も充てられた。佐々木從久宮司(68)は「皆さんと力を合わせて再建することができた。100年前から続く地域の思いを共有できる機会になった」と話した。