れいわの「参院議員1年交代制」に与野党から批判…登院しないガーシー氏は「許す党が問題」

与野党は17日、参院議員を1年ごとに交代させる「ローテーション制」を打ち出したれいわ新選組や所属議員が登院拒否を続けるNHK党を一斉に批判した。
自民、立憲民主両党の参院国会対策委員長は17日、国会内で会談し、「ローテーション制」について、「参院の任期は憲法で6年と定められている。憲法との整合性の面からどうなのか」などと疑義を呈し、参院議院運営委員会で協議することで一致した。N党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員については、国会法などにのっとり、粛々と対応していくことを確認した。
れいわは16日、辞職した比例選選出の参院議員の約5年の残り任期を、昨年7月の参院選比例選で落選した5人が交代で務めると発表した。公職選挙法では、比例選出議員が辞職した場合、所属政党の比例名簿の次点が繰り上げ当選となると規定されており、法律上は問題はないとされる。
これに対し、公明党の山口代表は17日の記者会見で「有権者の期待を無視した繰り上げ当選」と苦言を呈し、自民党の世耕弘成参院幹事長も「参院議員は腰を据え、政策に磨きをかけることが求められる」と不快感を示した。
ガーシー氏は昨年7月の初当選以来、登院しておらず、参院懲罰委員会にかけられる可能性がある。立民の岡田幹事長は記者会見で「党が許していることも問題だ」と批判した。
東北大の河村和徳・准教授(政治学)は「れいわやN党に現行法が対応しきれていない。政党の在り方について、与野党で議論をしていくべきだ」としている。