元新潟県知事で、立憲民主党の衆院議員・米山隆一氏(55)が1日までに自身のツイッターを更新。岸田文雄首相が1月に外遊した際に同行した、長男で政務首相秘書官の岸田翔太郎氏が大使館の公用車を使用して、おみやげを買った問題について皮肉った。
翔太郎氏をめぐっては、先月9~15日に岸田首相がフランス、イタリア、英国、カナダ、米国の歴訪に同行した際、公用車で観光地を訪問したり、高級デパートでみやげ物を購入したりしたと「週刊新潮」に報じられ、「公私混同ではないか」と批判が起こっていた。
岸田首相は衆院予算委員会で「政治家としての、この総理のおみやげを購入する、これも政務秘書官の本来業務に含まれうると考えます」と答弁しているが、米山氏は「流石にそりゃ公務じゃないだろというか、私も知事時代海外出張はあり、秘書の方も同行しましたが、自分のお土産は帰りの免税店で自分で買いました。公務員の秘書の方にやってもらうなんてのは公私混同でしょう」とバッサリ。
また、閣僚の1人に贈られたみやげの中身が、高級ブランド「ジョルジオ・アルマーニ」のネクタイだったと一部で報じられており、米山氏は「閣僚になると外遊の度に、総理からアルマーニのネクタイを頂けるわけですか…。まあこれが自民党の実態、『世襲お金持ちサロン』だという事です。まあそりゃお金持ちの為の政治をするわけです。皆さん、何で自民党にそんな過剰な期待をするのかと思います」と痛烈に皮肉った。