長野県立科町の「しらかば2in1(ツーインワン)スキー場」で、4人乗りリフトの金属アームが折れ、乗客3人が約2メートル下の雪面に落下し、2人がけがをしていたことが18日、同スキー場への取材でわかった。
スキー場の運営会社によると、事故が起きたのは15日午前11時頃。いずれもスキーインストラクターの男性2人、女性1人が乗ったリフトの鉄製アームが乗り場から10メートルほどの地点で折れ、3人は約2メートル下の雪面に落下した。女性1人と男性1人が頭や腕を打つなどのけが。残る男性1人にけがはないという。
スキー場は町が所有し、民間企業が指定管理者となっている。リフトは約35年前から使用。毎日点検していたが、折れた箇所は点検項目には入っていなかったという。