【独自】全焼した首里城再建へ “顔”となる4本柱の木材が到着 今後鮮やかな漆塗りなど施し正殿正面に

2019年に火災で全焼した、沖縄・那覇市の首里城正殿の顔となる4本の柱に使われる木材が、きょう14日、首里城の木材倉庫に搬入された。

14日午前8時半ごろ、熊本から運ばれた木材が、倉庫に搬入された。
到着したのは、長さ約5.5メートル、直径40センチのイヌマキの木材だ。

運ばれた7本の木材から質の良い4本が選ばれ、首里城正殿の正面に立つ柱となる。
この柱は、鮮やかな漆塗りに金龍や瑞雲が施され、正殿の顔となる柱だ。
イヌマキは2022年1月に長崎県で伐採されたもので、熊本県の職人によって加工され、12日、沖縄に到着していた。