関東は冷たい雨で1月並みの寒さ 一方西日本では20℃超え

今日3月18日(土)は低気圧の影響で東日本を中心に冷たい雨が降り、朝からほとんど気温が上がっていません。東京都心では0時すぎに観測された9.5℃が最高気温となっていて、昼間は8℃前後で推移しています。一方、天気が回復した西日本では気温が上昇し、20℃を超えて平年よりも高くなったところもありました。
関東や東北は10℃未満で推移
本州の南岸を進む低気圧に向かって冷たい空気が引き込まれているため、東日本の各地では朝から気温がほとんど上がっていません。東京都心では明け方からほとんど気温が変化せず、昼過ぎの時点でも8℃前後となっています。雨は夕方まで降り続く見込みで、気温もこのまま上がらない予想です。このまま日最高気温が9.5℃になると、1月下旬並みといえます。関東(島嶼部を除く)で最高気温が最も高かったのは千葉県の銚子で、12.3℃(0時01分観測)でした。一方、天気が回復した西日本では気温が順調に上がっていて、この時期らしい気温になっています。九州南部や四国の太平洋側では平年よりも高く、鹿児島では21.4℃の最高気温を観測しました。また、低気圧から遠い北海道や東北北部でも日差しが届いて、函館では8.8℃、青森では8.5℃まで気温が上がりました。平年並みかやや高めの気温です。■18日15時時点の最高気温(観測時刻) 札幌 7.0℃ (12:57) 仙台 5.7℃ (0:10) 東京 9.5℃ (0:06) 金沢 9.0℃ (14:36) 名古屋 12.0℃ (14:30) 大阪 13.5℃ (14:34) 福岡 16.2℃ (14:22) 那覇 22.8℃ (14:08)
明日は天気回復 寒さも解消へ
明日19日(日)は天気が回復し、ほぼ全国的に晴天が広がります。寒さも解消し、予想最高気温は東京で15℃、仙台で14℃と、平年並みかやや高くなる見込みです。日向では日差しの温もりが感じられそうです。日ごとの体感の変化が大きくなるので、体調を崩さないようにご注意ください。西日本や北日本の各地も、今日よりもさらに気温が高くなる見込みです。西日本や東日本では花粉の飛散に、北日本では融雪やなだれに注意してください。