新型コロナウイルス治療薬の開発を発表した医療ベンチャー「テラ」(破産)の増資で虚偽の情報を公表させたとして、金融商品取引法違反(偽計)罪などに問われた医療関連会社「セネジェニックス・ジャパン」元社長、竹森郁被告(51)の判決が24日、東京地裁であった。須田雄一裁判長は「証券市場に混乱を生じさせた」と述べ、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)を言い渡した。
判決によると、竹森被告は2020年9~10月、テラ株をつり上げるため同社の第三者割当増資の引受先となった自社の資金調達先の口座残高が約50万円だったにもかかわらず、通帳の写しを改ざんして75億円超の残高確認を行ったとテラ社に公表させた。
[時事通信社]