北海道北部の利尻町のふるさと納税の返礼品のウニの産地を偽装したとして、逮捕された水産加工会社の元社長の男が「ふるさと納税の注文が前の年の4倍に増えて、対応できなくなった」などと話していることがわかりました。
7日午前、食品表示法違反の容疑で、検察庁に身柄を送られた上田敏樹容疑者62歳。
東部の厚岸町に本社、利尻町に工場があった水産加工会社「カネマス上田商店」の社長だった去年1月から2月にかけて、ロシア産やカナダ産のウニを利尻産と偽り、利尻町のふるさと納税の返礼品として出荷した疑いが持たれています。
警察は、法人としての水産加工会社「カネマス上田商店」についても7日午前、書類送致しましたが、その後の調べに対し、上田容疑者が「ふるさと納税の注文が前の年の4倍に増えて、対応できなくなった」などと、具体的な数字についても話していることが新たにわかりました。
利尻町によりますと、ウニで受け入れた寄付額は おととしだけで2億2300万円余りでしたが、おととし12月から去年3月にかけて、ふるさと納税の寄付者から「味が変だ」「品物が届かない」などのクレームや返品が30件ほどあり、調査の結果、偽装が発覚。
その数は、およそ3000パックに上り、上田容疑者は偽装を認めた上で、逮捕前に約5876万円の賠償金を利尻町に支払っていました。