びんずる尊者像、善光寺に戻る=盗難事件で警備体制見直し―長野市

長野市の善光寺は10日午後、盗難に遭った木像「びんずる尊者像」を本堂の外陣に再安置した。事件を受け、寺は警備体制を見直し、盗難を防ぐセンサーの設置や防犯カメラの増設などを検討している。
この日、本堂の内外に多くの人が集まる中、僧侶らが木像を運び入れて元の場所に安置し、法要が行われた。法要後、林明晋寺務総長は「びんずる様が無事帰ってこられた。自分の痛い所をなでていただければ」と話した。
毎日参拝に訪れる長野市の関正和さん(75)は早速、木像をなでたといい、「この数日は姿が見られなかったが、戻ってきて良かった」と話した。
木像は5日朝、本堂から盗まれたが、同日午前11時ごろに長野県松本市内で見つかり、県警は窃盗容疑で森本晋太郎容疑者(34)=熊本県御船町=を逮捕。6日、善光寺側に返還された。
[時事通信社]