長野県木曽町職員に新型コロナウイルスの感染が広がり、21日時点で感染者29人、濃厚接触者2人の計31人が自宅療養・待機となっていることが分かった。町によると31人は役場本庁勤務で、本庁職員約130人(会計年度任用職員含む)の2割余りに上る。
感染の判明は今月16日に3人、17日に16人、18日に6人、19日に3人、21日に1人。職場の歓迎会で広まった可能性のある事例も含まれるという。いずれも軽症で、大半が週明けに職場復帰する見通し。
感染拡大に伴い、乳幼児健診の日程が来月に延期された以外は、窓口業務が手薄になったところは経験者が代わりに務めるなどしており、特段の業務への支障は出ていないという。今回の事態を受けて、町は職員に、改めて基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけた。