成田空港で飛沫防止フィルムの撤去始まる 新型コロナ5類移行

新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行した8日、成田空港では、感染対策としてチェックインカウンターや搭乗口に設置されていた透明の飛沫(ひまつ)防止フィルムの撤去作業が始まった。
フィルムは縦1・5メートル、横1メートルで、感染が拡大した2020年5月から、航空会社の地上旅客係員と旅客の間を仕切る場所に計700枚設置されていた。成田国際空港会社は5月中に撤去を終える。
また、ソーシャルディスタンスの確保を促すため、床に1・5メートル間隔で貼られたシール3500枚を順次剥がす。消毒液の設置個数も減らす。【中村宰和】