36人が犠牲となった京都アニメーションの放火殺人事件で、事前に争点などを整理する公判前整理手続きが5月8日に始まりました。 京都アニメーションの放火殺人事件をめぐっては、住居不定・無職の青葉真司被告(44)が2020年12月、社員36人に対する殺人罪などで起訴されました。 事件発生から4年を前に、5月8日、京都地裁で、裁判所・検察・弁護側の三者間で事前に争点などを整理する公判前整理手続きが始まりました。 関係者によりますと、初公判は今年9月上旬を目標に調整を進めているため、争点整理のほか、裁判員の選任に関する話し合いも行われる予定だということです。 青葉被告の刑事責任能力の有無や程度が最大の争点となるとみられます。