88歳父を殺害疑い、息子逮捕 兵庫「認知症で騒いだ」

兵庫県警加古川署は10日、同県稲美町中村の無職屋山又一さん(88)を殺害したとして殺人の疑いで、同居する息子の無職屋山幸弘容疑者(63)を逮捕した。署によると容疑を認め、「父が認知症で夜中に大声で騒ぐのでずっと眠れず腹が立ち、電気コードで首を絞めた」と話している。
幸弘容疑者は又一さんと、80代の母親の3人暮らし。幸弘容疑者が9日夜「父親を殺してしまった」と110番。駆け付けた署員が寝室のベッドで倒れている又一さんを発見した。
逮捕容疑は9日ごろ、自宅で又一さんの首をコードのようなもので絞めて殺害した疑い。