詐欺容疑で再逮捕したが…いったん釈放し緊急逮捕 宮古島署 逮捕状に記載ミス 那覇地検の指摘で発覚

沖縄県警宮古島署は10日、詐欺の疑いで容疑者を再逮捕する際の逮捕状に誤記があったと発表した。容疑者をいったん釈放し、緊急逮捕し直した。
署によると、工事業者の社員だった男(39)が下請けの建設会社代表に「業務中のミスで修理費を貸してほしい」とうそを伝え、現金110万円をだまし取ったとして、9日に詐欺容疑で再逮捕した。この時の逮捕状請求書で、男が被害者にうそを伝えた方法に誤記載があった。
男は同様の詐欺事件でこれまでに3回逮捕されており、過去の方法を今回の逮捕状にも記載してしまったという。
那覇地検の指摘で発覚した。県警は指導教養を徹底し、再発防止に努めるとしている。