福岡市中央区で14日、警察が家宅捜索したマンションの一室から高齢とみられる女性の遺体が見つかりました。警察は事件性を視野に調べています。14日正午前、福岡市中央区港のマンションの一室で、女性が寝室の椅子に座った状態で死亡しているのを警察官が発見しました。警察は5月12日、同じ部屋に住む50代の無職の男を、福岡市の無人販売店からギョーザなどを盗んだ疑いで逮捕していて、14日に家宅捜索を行っていたということです。部屋には、男のほかに80代の母親が住んでいますが、母親と連絡がつかなくなっていることから、死亡していた女性の身元は、男の母親の可能性が高いとみられています。司法解剖の結果、腕やふくらはぎに皮下出血が確認されたものの、死因は特定できなかったということです。女性が死亡した時期は、4月中旬ごろとみられ、警察は事件性を視野に、男から話を聞くなどして調べています。