家のこたつで夫の遺体を発見も半年放置 死体遺棄容疑で妻逮捕 「どうしていいか分からなかった」 兵庫・明石市

兵庫県明石市の自宅に、去年12月ごろから夫の遺体を放置していたとして、69歳の妻が逮捕されました。
「どうしていいか分からなかった。信じられなかった」と供述しているといいます。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、明石市小久保に住む無職、作田智恵子容疑者(69)です。
作田容疑者は去年12月末ごろ、夫の作田記一さん(62)が自宅リビングのこたつ付近で死亡しているのを発見しながら、遺体を放置した疑いが持たれています。
警察によりますと16日夜、作田容疑者が住むアパートの大家が「住民で、数日間連絡がとれない人がいる」と警察に通報し、事件が発覚したということです。
警察に対し、作田容疑者は「遺体を放置したことに間違いありません。どうしていいか分からなかった」と容疑を認めています。
記一さんの遺体に目立った外傷はなく、警察は近く、遺体を解剖して、死因の特定を進める方針です。