秋田の女性遺体から覚醒剤成分 失踪前「客に薬物使用者」と相談

秋田市の雑木林で見つかった愛知県一宮市の女性の遺体から覚醒剤の成分が検出されたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。女性は失踪直前、元暴力団組員井上大輔容疑者(48)=死体遺棄容疑で逮捕=と埼玉県川口市のホテルで会っていたとみられる。井上容疑者はその後、覚醒剤取締法違反罪で服役しており、警視庁は死亡の経緯を知っているとみて調べる。
捜査関係者によると、女性=失踪当時(48)=は2021年6月28日に連絡が取れなくなった。7月上旬までに死亡したとされ、死因は不詳だった。失踪前に「仕事の客に薬物使用者がいる」と知人に相談していたという。