強制不妊訴訟、原告側の控訴を棄却 2審も敗訴は2例目 札幌高裁

旧優生保護法下で人工妊娠中絶と不妊手術を強制されたとして、北海道内に住む女性(80)と夫(2019年に82歳で死亡)が国に計2200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、札幌高裁(佐久間健吉裁判長)は16日、請求を棄却した1審・札幌地裁判決(21年2月4日)を支持し、原告側の控訴を棄却した。
同種訴訟で6件目の高裁判決。このうち原告側敗訴は1日の仙台高裁判決に続き2例目となった。
1審判決は原告女性の不妊手術について手術を受けたことを認める証拠は見当たらないとして、旧法の違憲性の判断に触れないまま請求を棄却していた。【金将来】