八雲町の国道で高速バスと大型トラックが衝突する事故があり、バスの運転手とトラックの運転手、バスの乗客の合わせて５人が死亡しました。
運転席部分が完全に大破した高速バス。
大型トラックも車体前方がつぶれています。
事故があったのは八雲町野田生の国道５号です。
きょう午前１１時５５分ごろ、札幌発函館行きの高速バス「高速はこだて号」とブタを運んでいた大型トラックが正面衝突しました。
警察などによりますと、この事故でバスとトラックのそれぞれの男性運転手とバスの乗客男女３人の合わせて５人が死亡しました。
（バスの男性乗客）「急ブレーキ踏んだのかなと思ったんです。頭ガンって打ったんで。衝撃は結構すごかったです。」
（バスの女性乗客）「右側に座ってた方たちはガラスの破片が飛んできて顔が切れてたり。前方の方に座ってた方は座席に挟まってる人もいましたね」
バスの運行会社によりますと、このバスには乗客１５人が乗っていたということです。
現場は見通しの良い片側１車線の緩やかなカーブで、バスの走行車線上でトラックがぶつかった状態で停止しています。
警察はどちらかが対向車線にはみ出したとみて事故の原因を調べています。