ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題で、元ジャニーズJr.の自営業中村一也さん(36)が20日、国会内で立憲民主党のヒアリングに応じ、自身の被害を証言。この問題に「事務所は真正面から向き合ってほしい」と述べた。
2001年に事務所に入ったという中村さんは、翌02年に被害を受けたと明かした。その上で、喜多川氏のセクハラ行為を認めた民事裁判判決が04年に確定した後も、被害証言があることに言及し「なぜ(喜多川氏が)完全に野放し状態だったのか」と、周囲の対応を疑問視した。
事務所に対しては「謝罪というよりも、まず事実を認め、行動を起こしてほしい」と訴えている。