コカイン入りカプセル130個飲み込み密輸 異常な腹の膨れで発覚 警視庁

コカインを入れたカプセル状のケースを飲み込んで密輸したなどとして、警視庁薬物銃器対策課は、麻薬取締法違反容疑などで、ポルトガル国籍のエステバン・ロペス・ヌーノ・ミゲル容疑者(38)を逮捕した。薬銃課は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は、コカイン約9グラムが入った直径約2センチのカプセル状のケース(長さ約5・5センチ)を飲み込んでドイツから6月12日に羽田空港に入国し、密輸したなどとしている。身体検査で容疑者の腹が不自然に膨らんでいたことなどから医療機関でエックス線検査を実施し、密輸が発覚した。
体内からはカプセル状のケース130個が見つかったという。コカインは計約1・3キロ(末端価格約3千万円相当)に上り、薬銃課は営利目的とみて密売ルートを調べている。