7月11日、大阪地検特捜部は、複数の会社の預金口座から自分の口座へ送金するなどして計約1億円を着服したとして、42歳の派遣社員の男を逮捕したと発表しました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、大阪市西淀川区の派遣社員・石渡昌芳容疑者(42)です。 特捜部によりますと、石渡容疑者は2021年7月~11月にかけて、大阪市内にある電気製品の部品設計などをする会社で経理課長として勤務していた際、15回に渡り会社の預金口座から自らの口座へ送金したほか、2022年7月1日~22日までの間に、大阪市内にあるプラスチック製品の製造や販売を行う会社で事務員として勤務していた際、5回にわたり会社の口座から自らの口座へ送金して総額約1億円を着服した疑いがもたれています。 特捜部は石渡容疑者の認否を明らかにしていません。