排水から基準値の8倍を超える大腸菌群を検出 「まるは食堂」に強制捜査 水質汚濁防止法違反の疑い 愛知・南知多町

海上保安庁は愛知県南知多町にある「まるは食堂旅館」に対して、水質汚濁防止法違反の疑いで強制捜査に乗り出したと発表しました。
13日に海上保安庁の強制捜査を受けたのは、食堂や旅館を運営する「まるは食堂旅館」です。
名古屋海上保安部によりますと、南知多町のまるは食堂旅館ではことし5月から6月までの数日間、施設から海に出された排水に含まれる大腸菌群の含有量が基準値の8倍以上となっていた水質汚濁防止法違反の疑いがもたれています。
ことし5月、巡回中の海上保安庁の職員が施設から白く濁った水が出ていたのを見つけ、その後の調査で基準値を上回っていたことが分かりました。
海上保安部は関係者へ取り調べを進める方針です。
いまのところ環境や健康被害は確認されていないということです。