北朝鮮が12日に発射したミサイルについて、松野官房長官は、13日の会見で、「4月13日に発射された新型の3段式固定燃料推進方式のICBM(大陸間弾道ミサイル)級弾道ミサイルと同型のものと推定している」と明らかにした。
さらに松野長官は、「一般に、今回発射されたような固定燃料推進方式のミサイルは、液体燃料推進方式のものに比べて、保管や取り扱いが容易であり、即時の発射などの観点で優位にあるとされている」と述べた。
そして、「北朝鮮はこれまでICBM級弾道ミサイルの発射を繰り返し強行してきており、兵器としてのICBM級弾道ミサイルの実現を追求しているとみられる」とした上で、「北朝鮮のこうした行動は、我が国、地域、国際社会の平和を脅かすもので断じて容認できない」と強調した。