大学新設の認可、判明前にキャンパス建設着工へ…武雄市「一つの賭け」「正直なところ少し不安」

旭学園(佐賀市)が佐賀県武雄市に計画している4年制大学の新設を議論する同市議会特別委員会が19日開かれ、文部科学省による大学設置認可の可否が判明する前に、キャンパスの建設工事に着手することへの懸念の声が上がった。市は学園側の考えを確認する意向を示した。
市によると、予定では今年10月に旭学園が文科省に大学設置の認可を申請し、来年8月に可否が判明するが、着工は判明前の2月となっている。市は、市有地の白岩体育館跡地の貸与などの支援を行う予定のため、委員からは「市が絡み、認可が下りるのか分からない中、工事に入る既成事実を作る形はどうなのか」などの意見や質問が上がった。
旭学園は、開学を最短で2025年4月としており、仮に認可後に着工した場合は開学に遅れが生じる可能性がある。庭木淳・市企画部長は「認可前に建設するのは一つの賭けでもあり、正直なところ少し不安な点もある。今後、学園側と少し協議したい」とした。