養豚場で「豚熱」の感染確認…豚650頭の殺処分が進められる 県での確認は1989年以来

兵庫県南あわじ市の養豚場で「豚熱」の感染が確認され、飼育されている豚約650頭の処分が進められています。 兵庫県によりますと、7月20日、南あわじ市内の養豚場から「発育が悪い豚や死んだ豚が出ている」と連絡があり、遺伝子検査の結果、10頭の子豚で「豚熱」が確認されたということです。 県内の養豚場での感染確認は1989年以来となります。豚熱が人へ感染することはないということです。 この養豚場では約650頭が飼育されていて、県は22日夜から殺処分を行っています。 一方、県内全ての養豚場でワクチン接種が済んでいるとして、豚の出荷制限は行わないということです。