元同僚教師の女性殺害 元高校教諭に懲役13年求刑 「自己保身で身勝手」北海道・帯広市

北海道帯広市で去年5月、元高校教諭の男が元同僚の女性を殺害したうえ、
遺体を雑木林に埋めた事件で、検察は男に懲役13年を求刑しました。
殺人と死体遺棄の罪に問われているのは、元高校教諭・片桐朱璃被告36歳です。
片桐被告は去年5月、帯広市内の駐車場で、交際していた元同僚で、
47歳の女性の首をシートベルトで絞めて殺害したうえ、雑木林に埋めたとされています。
きょうの裁判で、検察は「自己保身のための身勝手な動機で酌量の余地ははない」などとして、懲役13年を求めました。
一方弁護側は「被告は極限まで追い込まれ自分は死ぬしかないという考えに至った」などとして、承諾殺人罪を主張しました。