札幌・すすきのにあるホテルの客室で首を切断された62歳の男性の遺体が見つかり、親子3人が逮捕された事件。HTBの取材で、3人の役割が明らかになってきました。
高橋海斗記者）
「瑠奈容疑者とみられる人物はホテルを出た後最終的に西方向へ向かいました。その後、修容疑者と瑠奈容疑者が乗っていたとみられる車はこの道路を走り、奥の交差点を右折する様子が防犯カメラに映っていました」
HTBが入手した現場近くの防犯カメラの映像です。娘の瑠奈容疑者が頭部を持ち去りホテルを出たとされるのが2日の午前2時すぎ。およそ15分後に現場近くを走行する1台の車をとらえています。
捜査関係者によりますとホテルを出た瑠奈容疑者は修容疑者が準備した車に乗り、現場から北に向かったということです。
瑠奈容疑者と被害者の男性の接点について新たに分かったことがあります。事件よりも前の日に、2人はすすきのにある飲食店で会っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。さらに、瑠奈容疑者と被害男性の間には、なんらかのトラブルがあったということです。
警察は父親の修容疑者が送迎役の役割を担い、母親の浩子容疑者も計画段階から犯行を認識していたとみて捜査を続けています。