大型で非常に強い台風6号は2日午後9時現在、沖縄本島地方を丸1日暴風域に巻き込みながら、久米島の西約120キロをゆっくりと西に進んでいる。本島地方は3日午前6時ごろに暴風警報が解除される見通し。那覇市では2日午前4時14分に最大瞬間風速52.5メートルを観測するなど各地で猛烈な風が吹いた。本紙の集計では台風の関連で、少なくとも36人が負傷し、2人が死亡した。(社会部・垣花きらら)
県警によると、大宜味村では倒壊した車庫の下敷きになり男性が死亡。うるま市では「台風で停電したため、ろうそくを使っていた」という民家で火災があり、女性が死亡した。
沖縄電力によると、2日は、最大で県内全世帯の3割以上の約22万戸が停電した。午後9時現在、約17万7000世帯が停電している。多くの医療機関が休診となり、公共交通機関も運休するなど市民生活に大きな影響が出た。
気象庁は台風の速度が遅く、沖縄地方での影響が長期化する恐れがあるとし、3日も暴風や高潮、高波、土砂災害に厳重な警戒を呼びかけている。