岸田首相は17日夕、ワシントン近郊のキャンプデービッドで開かれる日米韓首脳会談に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。出発に先立ち、首相は同空港で記者団に「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序が揺るがされている中、3か国の戦略的連携を強化する歴史的な機会になる」と強調した。
会談では、首脳間に加え、外相や防衛相、安全保障担当の政府高官など複数のレベルでの会談を定例化することで合意する見通しだ。
滞在中、首相は米国のバイデン大統領、韓国の 尹錫悦 (ユンソンニョル)大統領との個別会談も行い、19日夜に帰国する予定だ。