高齢者からだまし取ったキャッシュカードで現金を引き出して盗んだとして、大阪府警は25日、大阪市西区、無職の男(36)のほか、31~62歳の男女5人を詐欺と窃盗の両容疑で逮捕した。6人は男がリーダーとみられる特殊詐欺グループ。詐欺の電話をかける「かけ子」らの拠点を設けておらず、府警は、摘発を逃れるため、ホテルや自宅などに分散する「テレワーク型」で活動していたとみて調べている。
発表では、6人は2022年12月~23年6月、府内などの高齢女性4人の自宅に市役所職員を装って電話をかけ、「医療費の還付金が受け取れる」などとうそを言ってキャッシュカードを詐取。そのカードで女性らの銀行口座から計約530万円を盗んだ疑い。府警は、6人の認否を明らかにしていない。
府警によると、22年1月頃から同種の手口による被害が相次ぎ、今年8月までに府内で計約2億8000万円の被害を確認。男の自宅からは約1億円が押収されており、関連を調べている。