海外からの航空貨物に覚醒剤およそ113キロを隠し密輸入したとして富山県警は、26日までに外国籍の男4人を逮捕しました。
覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、富山市に住む機械部品輸入業ルディコ・アンドレイ容疑者(55)らロシア人の男3人とウクライナ国籍の男1人です。
県警などによりますと、男らは8月28日、営利目的でメキシコからの航空貨物に覚醒剤およそ113キログラムを隠し密輸入した疑いが持たれています。
男らは、金属研磨盤の名目で金属製の箱の中にビニール袋に小分けにした覚醒剤を隠して輸入したということです。県警の1度の押収量としては過去最大で、末端価格はおよそ70億3600万円に上るということです。
県警は、4人の認否を明らかにしていません。