『金龍ラーメン』立体看板の一部が“越境” 土地の所有権妨害として撤去を命じる判決

大阪・ミナミの「金龍ラーメン」にある龍の立体看板。隣の土地にはみ出しているとして、しっぽの部分などを撤去するよう命じる判決が言い渡されました。 大阪・ミナミの「金龍ラーメン道頓堀店」は龍の立体看板が長年親しまれていますが、店先の路地からが隣の土地にあたり、土地を所有する不動産会社が「立体看板のしっぽの部分や庇(ひさし)が境界線を越えている」として、金龍ラーメンの運営会社を相手に撤去を求める訴えを起こしていました。 金龍ラーメン側は「撤去費用は高額になり、ブランドイメージも低下する」などとして訴えを退けるよう求めていましたが、大阪地裁は10月26日に「立体看板と庇は土地の所有権を妨害している」として、金龍ラーメン側に撤去を命じる判決を言い渡しました。