浜松市で、75歳の男が運転する車が小学生をはねるという痛ましい事故が発生した。小学生1人が重体となっている。
事故が起きたのは、静岡・浜松市のT字路の交差点。 26日午後2時40分ごろ、75歳の男が運転する軽自動車が、小学生たちに衝突。 付近の住民から、「子どもがはねられ、倒れて泣いている」と消防に通報があった。
小学生たちに衝突したのは、黄色の軽自動車。
フロントガラスの助手席側が、大きく割れているのがわかる。さらに、フロントのバンパー部分が破損している。
この事故で、小学2年生の男女3人がけがをして、うち1人が重体とみられている。 残る2人も重傷だという。
現場に救急隊が駆けつけた時、小学生は泣いていたという。
近隣住民は「ドカンと音がして、出てったら事故だった。塀に車がぶつかったような。男の子1人が体育座りみたいなのをしてましたけど。足が痛いとか言ってて」と話す。
警察は、軽自動車を運転していた、近所に住む無職・高栁力容疑者（75）を過失運転致傷の現行犯で逮捕した。
高栁容疑者は、容疑を認めているという。
事故現場は車の通行量が多い所だ。 歩道は狭く、近所の人の話では、小学生が登下校時に使っていたという。警察は当時の状況を調べている。 （「イット！」10月26日放送より）