2日午後2時ごろ、山口県周南市開成町の「東ソー・エスジーエム新南陽工場」合成棟で爆発事故があり、その場にいた男性社員(47)が頭を強く打ち死亡、別の男性社員(51)がすり傷など軽傷を負った。山口県警周南署と地元消防が爆発の原因などを調べている。
東ソー・エスジーエムは、半導体製造装置などに使われる「石英ガラス」などを製造している。同社によると、爆発当時、社員2人は石英ガラスを試作中で、製造装置の運転を止めて配管に残っていた可燃性ガスを排出する作業をしていた。何らかの原因でガスに引火したとみられる。火災は発生しなかったが、合成棟の壁の一部が損壊した。
同社は総合化学メーカー「東ソー」(周南市)が100%出資する子会社。新南陽工場は、JR新南陽駅(同市)南側の東ソー南陽事業所の一角にある。【峰下喜之、福原英信】