刺殺事件の被告側、開示された画像データの欠損を「県警が証拠の一部隠蔽」と告訴…県警は否定

宮崎市で2020年に知人男性(当時47歳)を刺殺したとして殺人罪で起訴された同市の建設業、久常芳治被告(49)の弁護人が6日、東京都内で記者会見を開き、証拠の一部が隠滅された疑いがあるとして当時の宮崎県警宮崎北署長らを東京地検に告訴したと明らかにした。公判前整理手続きで検察側から開示されたSDカードに記録された画像データの一部が欠けていたという。県警は取材に「証拠の改ざんや 隠蔽 (いんぺい)はしていない」としている。
告訴状によると、被告側は「知人がなたを振りかざして襲いかかってきたため、包丁を差し出した」と正当防衛を主張。なたの指紋採取の際に県警が撮影した画像を収めたSDカードの全データの開示を求めたが、開示されたデータは一部が欠けており、「被告に有利になりうる画像の一部を隠蔽した」としている。