「太陽の塔」サブプロデューサー、千葉一彦さん死去 「幕末太陽傳」美術なども

喜劇映画の名作「幕末太陽傳」などで美術を手掛けた映画美術監督、千葉一彦(ちば・かずひこ)さんが12日、心不全のため死去した。91歳。通夜は19日午後5時、葬儀・告別式は20日午前11時、東京都港区南青山2の26の38、梅窓院観音堂で。喪主は長男、学(まなぶ)氏。
川島雄三監督の「幕末太陽傳」(昭和32年)のほか石原裕次郎さん主演の「栄光への挑戦」(41年)などの映画で美術を担当し、昭和45年の「日本万国博覧会」では、芸術家、岡本太郎さんが制作した「太陽の塔」のサブプロデューサーを務めた。