9月の内閣改造で国家公安委員長兼防災担当大臣として初入閣を果たした武田良太氏(51)。その武田氏の大臣秘書官がわずか2日で更迭されていたことが「週刊文春」の取材で分かった。
防災相には慣例として、国交省の官僚が秘書官として付くことになっており、30代のO氏も今年7月に国交省から内閣府政策統括官付の参事官補佐となり、9月11日付で秘書官に就任した。
「O氏は防衛省にも出向経験がある中堅ですが、官僚らしからぬ側面もあります。プライベートでは2013年に奥さんと『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)に出演し、夫婦の微笑ましいエピソードを披露していたことがありました」(国交省関係者)
O氏は秘書官就任の当日、上司とともに武田氏の事務所に挨拶に出向いている。
「その時は来客も多く、武田氏からは『頑張ってくれ』と声を掛けられるなど、数分のやり取りで終わったそうです。ところがその後、O氏は指示された面会要望者とのセッティングを後回しにし、武田氏から『どうなっているんだ。しっかりしろよ』などと他の秘書官もいる前で叱責される場面があった。その結果、O氏は内閣府の防災緊急対策の部署に異動となり、13日付で、秘書官が交代しました」(官邸関係者)
当のO氏は、「週刊文春」の取材に対し、武田氏から注意を受けたことを認め、こう答えた。
「異動を伝えられたときはショックでしたけど、上司の統括官が、仕事ぶりをみて判断したのだと今は納得しています」
武田事務所はこう回答した。
「人事に関することであり、また当事者の名誉に関わる事でもあるのでお答えは差し控えさせていただきますが、パワハラなどという事実は一切ございません」
10月3日(木)発売の「週刊文春」では、武田良太防災大臣の人物像と秘書官交代の内幕について詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年10月10日号)