HIV感染男性の内定取り消し訴訟 病院側が控訴断念

エイズウイルス(HIV)感染を申告しなかった男性の就職内定を取り消した病院に対し、札幌地裁が約165万円の損害賠償を命じた判決について、病院を運営する社会福祉法人「北海道社会事業協会」は1日、控訴を断念したと発表した。
病院側は、男性が採用過程で持病の有無を問われた際、感染を告げず虚偽の発言をしたことが内定取り消しの理由だと主張。これに対し、札幌地裁は9月17日の判決で、感染の告知義務はないとして退けた。