覚せい剤43キロ密輸事件 メキシコ人ら3人不起訴に

覚せい剤約43キロを密輸したとして、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で逮捕されたメキシコ国籍の男(47)ら3人について、東京地検は3日までに不起訴とした。処分の理由は明らかにしていない。
3人は6月、覚せい剤を営利目的で所持したとして警視庁に逮捕され、海上貨物の中に覚せい剤約43キロ(末端価格約25億8000万円)を隠し、中国から輸入した疑いで再逮捕された。
メキシコ国籍の男は同法違反(営利目的所持)罪で起訴されたが、残る2人は所持も不起訴となっている。