茨城殺傷犯「サイレンの音で逃げた」…子供たちが説明

茨城県境町の住宅で9月、会社員小林光則さん(48)と妻の美和さん(50)が殺害され、子供2人もけがをした事件で、2階の子供部屋で襲われた子供たちが「犯人はサイレンの音で逃げた」と話していたことが、捜査関係者への取材で分かった。
県警は、犯人が同じ階の寝室で小林さん夫婦を襲った後、子供部屋に立ち寄り、逃走した可能性が高いとみて調べている。
捜査関係者によると、中学1年の長男(13)と小学6年の次女(11)は9月23日未明、学習机の上に寝床があるロフトベッドでそれぞれ就寝中、子供部屋に入ってきた犯人に襲われた。長男は足や腕を刃物で切られて重傷を負い、次女はスプレーのようなものを手にかけられて軽いけがをした。
子供たちは救急搬送時、犯人について、帽子とマスクをした知らない男の人だったと証言。さらに、「ベッドから下りろ」などと命令されたが、救急車などのサイレンが聞こえてきて、犯人が逃げていったと説明したという。県警は、子供たちの心理状態を考慮しながら、改めて当時の状況を詳しく聞く方針だ。