静岡県富士市のローカル線岳南電車が、ハロウィーンのラッピングをした列車を31日まで運行している。装飾は3年目だが、今年はA5判サイズの特大お化けカボチャ切符を初めて販売している。
オレンジ色の列車の先頭は、帽子をかぶったお化けカボチャをイメージ。車体には「HALLOWEEN」の文字を付けた。窓にはキャンディーや星、クモの巣などのステッカーを貼り、車内にはお化けの風船を置くなどしている。地元の高校生も装飾の一部を手伝った。
特大お化けカボチャ切符は1日フリー乗車券で、吉原駅と吉原本町駅で500枚(1枚720円)の限定販売。購入後に切符を写真に撮ってインスタグラムやツイッターなどに投稿し、画面を駅員に見せれば、お菓子の詰め合わせがもらえる。
岳南電車の担当者は「乗ってもらいたいのが本音だが、見るだけでも十分楽しめる。お化け切符をお面のようにして写真を撮るのもお勧め」としている。
7~11日は運休。土日祝日の運行時刻は5日から、岳南電車ホームページ(https://www.fujikyu.co.jp/gakunan/home.html)で確認できる。【古川幸奈】